男女問わず人を急激に老けて見せてしまう原因がシミやシワ。なかでもシミはいったんできてしまうと有効な手立てを打たないままでいたらどんどん濃くなってしまいます。でも同じ年齢でも若い頃と同じような白い肌を保っている人も事実ですが、いったい何が原因となるのでしょうか。一番直接的な原因となるのは紫外線です。
これは、シミの原因となるのはメラニンという黒い色素で、それが過剰に生成されてうまくターンオーバーできずに肌に蓄積するためです。しかし、メラニンはもともと紫外線から肌を守るためにバリア機能として生成される、その存在自体は非常に大切なものです。余分なメラニンをつくらせないように紫外線を遮る日傘や長そでシャツ、帽子を活用する事や日焼け止めを一年を通じて塗ることで予防できます。次に関わってくるのがストレスや睡眠不足などの生活環境の乱れです。
仕事上のストレスなどはある程度仕方ありませんが、発散できる趣味を持ったり定期的な運動で軽減できます。女性の場合は誤ったスキンケアによる肌のこすり過ぎや炎症、また加齢による女性ホルモンの乱れもあり、出産後や閉経後にシミが増えるのはこのホルモンのせいであることが多いです。なかなか予防することは難しいのですが、女性ホルモンに似た働きをもつイソフラボンは大豆製品の多く含まれるので、上手に食生活に取り入れることがおすすめです。もちろんミネラルやビタミンのバランスに気を付けたバランス良い食事は欠かせません。